こんにちは、MIBです！
クロスボーンガンダムX11用の装備、光の翼ファータモガーナフォーゲルを、図面の作成から部分ごとに製作して来ましたが全体が完成しました。
図面を公開して部位ごとに作ってきましたが、作成した図面分全部紹介できているのか不安になり、その確認も込めて振り返り記事を書いてみたいと思います。
ブログ記事と対応図面
作成した記事に対して、図面上の各部品をどこで使ったかをまとめてみました。
その結果一部紹介できていない部品があることに気づきました。
水色で囲んだ部分がその部品です。
紹介できていない部品については本記事にて説明したいと思います。
完成部品と対応記事
完成した部品に対して、どの記事で製作場面を紹介しているかについてもまとめてみました。
自覚はなかったのですが、アイロンヒートプレス関連に対して3記事使って説明していることがわかりました。
紹介漏れ部品の作成解説
本部品はスラスター部フィン側面のカバー兼可動軸隠しです。
(左上) 細かいので切り出した部品はタッパーに入れて保管します
(右上) 貼り合せたあと角を面取りし、面取りをもとに丸みを付けます
(左下) 必要分増産します。写真は3セット分ですが、最初に1セット作ったので計4セット作っています。
(右下) 完成した部品
各記事と見どころの紹介
切り出し形状の準備と円形切り出し
サークルカッターで円形をケガき、マンドレルとリューターを使って円形部品を作成しています。
特に使っているサークルカッターは小径でも使いやすくておすすめです。
板の切り出し・箱組と削り出し
板の切り出し方法、安定した箱組方法、形状を削り出す方法について紹介しています。
説明がタイトルそのままです💦
斜め面の箱組と複数作成
治具を作ることで斜めの面を持った箱組を複数個、安定した形状で作成する方法について紹介しています。
治具を作る手間はありますが安定して作成できるのでやってみる価値はある内容です。
C面処理/部品嵌合/スジ彫り
マジックで表面に色付けして、均一な幅のC面を削り出す方法、細かい嵌合部の作り方などについて紹介しています。
スジ彫りについては治具を作って行いましたが、この治具は現物合わせで作成したため図面には盛り込んでいません。
プラ板工作でのスクラッチ C面処理 / 部品嵌合 / スジ彫り
アイロンヒートプレス
プラ板とエポパテで原型を作り、アイロンで温めたプラ板を押し付けて成形する”アイロンヒートプレス”の方法について紹介しています。
初めて作業動画も撮影してみました。
ヒートプレス後の後処理と応用
ヒートプレス部品の切り出し方法、エッジを出す方法について紹介しています。
またヒートプレスの応用として、追加で1層ヒートプレスしてディテール表現を行う方法についても紹介しています。
スラスターフィンの製作
スラスター内部のフィンを作っています。
ひたすらプラ板を切り出し、成形し、接着して作成しています。
細部の詰め部分の制作
ヒートプレスパーツの裏打ち、接続ダボの製作と、スラスター基部の後ハメ、ダクトディテールの製作について紹介しています。
各部をしっかり嵌合させることで自作部品に強度が出るのを実感できました。
完成
以上の工程を経て、クロスボーンガンダムX11用の光の翼、ファータモガーナフォーゲルが完成しました。
各部品はできる限りばらせるようにしました。
また、自作部品なので組み合わせが変わると部品のすわりが悪くなることがあるので、部品裏に番号を付けて同じ組み合わせで組み立てられるように配慮しました。
MS本体に組み込んだところです。とてもいい感じ♪
そもそも製作しているファータモガーナフルクロスもかなり安定した仕上りになりました。
さいごに
今回は図面をもとにしたプラ板でのスクラッチについて紹介したこれまでの記事について振り返ってみました。
9月から始めて3ヶ月弱かかりましたが、ファータモガーナフォーゲルの部品製作の過程を一通り記事にできたのでよかったと思います。
ファータモガーナフォーゲルは細かい作業が必要だったり根気が必要だったりしますが、各工程工作自体の難易度はそこまで高くないと思います。
図面はこちらで公開しているので、皆さんもぜひダウンロードしてやってみてください。
ではっ！！
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