こんにちは、MIBです!
みなさんは「レッドチップ」をご存知でしょうか?
塗装後の模型表面にワンポイントで配置する赤いバー状のディテールで、『ADVANCE OF Z(A.O.Z)』シリーズのMS(ヘイズルなど)から一気に人気が広まったディテールアップ手法です。
メカニカルな密度感が一気に跳ね上がるため「自分も取り入れてみたい!」と思うのですが……一般的な手法だと、チップとなる材料(プラ板等)自体をあらかじめ赤く塗装しておく必要があります。
作業環境的に塗装の準備や後片付けに手間がかかる私にとっては、なかなかハードルの高い工作でした。
「もっと手軽に、塗装なしで立体感のあるレッドチップを作れないか?」
今回はそんな悩みを解決する“100均で見つけた意外な素材”を使った、お手軽ディテールアップ術をご紹介します!
1. これまでの挑戦と見えてきた課題
実は以前、「ゴーストガンダム」の専用武装・クジャクを製作した際にも、塗装不要なハセガワのフィニッシュシート(赤)を使ったレッドチップ表現に挑戦したことがあります。
「切って貼るだけ」なので作業自体は非常にお手軽だったのですが……シート自体が非常に薄いため、パーツ表面に貼ったときに「薄すぎて、やや存在感(立体感)に欠ける」という仕上がり上の課題が残りました。
そこで、「もっと厚みがあって、しっかり主張してくれる糊付きシートはないか?」と探して辿り着いたのが今回の主役です。
2. 救世主は100均の「カッティングシート」!
今回用意したのは、100円ショップで見つけた「カッティングシート(赤)」です。

基本的な使い方はフィニッシュシートと同じ「切って貼るだけ」ですが、カッティングシートには程よい“厚み”があります。
この厚みが、レッドチップに必要な「立体的な存在感」を出してくれるのではないかと期待大です!
ちなみに店頭では赤以外にも、黒・白・黄色などが販売されていました。
機体カラーに合わせて使い分けられるのも嬉しいポイントですね。
3. 【比較検証】フィニッシュシート vs カッティングシート
まずは、2つのシートを同程度のサイズに切り出し、プラ板に貼り付けて厚みや質感を比較してみました。

狙い通り、カッティングシートは一目で「段差(立体感)」として認識できるしっかりとした厚みが出ました! さらに嬉しい誤算だったのが、シートの切り口(側面)までしっかりと赤いこと。断面が白浮きせず、どこから見ても自然なレッドチップとして機能してくれます。
4. 実践!スピナティアへの貼り付け工程
それでは、実際のキットに貼り付けていきましょう。 今回はお試しとして、30MMの「スピナティア」の素体を使って作業を進めます。
Step 1:短冊状への切り出し
まずは狙った幅でシートを長く切り出し、「短冊」を作ります。
一応金尺を当てて寸法を測りつつカットしますが、微調整しながらベストな幅の短冊を作っていくのがコツです。

Step 2:チップ形状へのカット
短冊状になったシートを、さらに細かく刻んでチップ状にしていきます。 ここまでのサイズになると細かすぎて定規で正確に測るのは難しいため、目測でいくつかカットし、その中からサイズや形が揃っているものをピックアップする方が圧倒的に早く、綺麗に仕上がります。

Step 3:パーツへ貼り付け&使い分けの考察
実際にスピナティアへ貼り付けてみました!

実際に使ってみて分かった、2つのシートの明確な「使い分けの最適解」がこちらです。
- カッティングシートが向いている場面: パーツ表面のディテールにしっかりとした存在感を持たせ、立体的に溶け込ませたいとき(今回のメイン用途)。
- フィニッシュシートが向いている場面: パーツ表面に追従させてなじませたいときや、曲面・エッジ部分など「より強い粘着力」が求められる場所。
さいごに
今回は、100均のカッティングシートを活用した「塗装いらずのレッドチップ表現」をご紹介しました。
サイズが極小なので「細かく切り出す」という作業自体には少し慣れが必要ですが、塗装工程が一切不要で、低予算かつ手軽に試せるのは大きなメリットです。気兼ねなく失敗できるのも100均素材ならではですね!
「レッドチップに挑戦したいけれど塗装が面倒……」と躊躇していた方は、ぜひ一度100均の売り場を覗いて試してみてください。
ではっ!!
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