こんにちは、MIBです!
しばらく取り組んできたVガンダム リアシュラク隊仕様のVガンダム、変形するコアファイターの変形工作が終わりました。
コアファイターでも展示できるようスタンドのアダプタも作り、いったん落ち着いたのでその内容についてまとめたいと思います。
垂直尾翼の変形
Vガンダムの垂直尾翼は尾翼を畳みながらも基部から折れ曲がるという、非常に細かい可動があります。
MGのVガンダムコアファイターなどを確認すると小さい軸を多用して非常にうまく変形が処理されていました。
ただ1/144サイズに無理に盛り込むのは製作難易度が上がり精神的に良くないので、差し替え前提で変形前後の位置に磁石で付け替えられるような加工を行いました。
まずはキットの尾翼基部取り付け部を活かすように、使えそうなリブ状の部分を残してカットします。
そして磁石を埋め込むためにプラ板で幅増ししたいのですが、この部分は左右のスラスターに挟まれて処理しにくいため、残したリブを加え込むような形にプラ板をカットして、はめ込むだけで幅増しできる状態にします。
これを残したリブに接着し、変形前後の位置に穴を開けて磁石を取り付けました。
今回磁石はΦ2高さ1のものを使っていますが、取り付け時はピンバイスで穴を開けたあと、GodHandさんのスピンブレード2mmで底をさらっています。この処理をすることで磁石が傾くことなく接着できるようになりました。
垂直尾翼は□1mm長さ4mmの磁石を使って基部に固定しています。この磁石を使うことで垂直尾翼を畳む方向に力を書けても磁力で引き合って弾性のある動きができて変形を妨げません。
ただ常に開いて不格好だったので、垂直尾翼のフラップ部にも□1mm長さ4mmの磁石を埋め込みました。
これにより閉じたときに絶妙に磁力で引き合い、閉じた状態が維持できるようになりました。
特に磁力の計算などできるわけではないのですが、仕込めるところに仕込んだらたまたまいい具合に仕上がったので、できた時は本当にうれしかったです。
これまでの加工により、変形前後それぞれの位置を決めることができました。
また、コアファイター形態で展示する場合も考えてスタンドに接続するアダプタも作りました。
MS形態時に垂直尾翼の基部を固定する磁石を利用して、磁石で固定できるアダプタを作りました。
このアダプタの元になった部品は以下スタンド付属のアダプタです。
これまでの工作により、コアファイター形態から変形(一部差し換え)してMSに合体できるようになりました。
コックピットの再現や各部表面処理などこれから必要な作業もまだありますが、目標であった変形機構が一通り再現できてうれしかったです。
さいごに
今回は磁石を多用したコアファイターの垂直尾翼周りの変形ギミックについて紹介しました。
磁石を使った変形は変形前後の適切な位置に磁石を固定できさえすれば完結するので、細かい可動軸の設定や工作は不要になり作業がどんどん進んでとても楽しかったです。
磁石はかなり手に入りやすくなったと思うので、皆さんもぜひ模型に取り入れてみてくださいね。
ではっ!!
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