こんにちは、MIBです!
Vガンリアシュラク隊仕様の塗装で間が空いてしまいましたが、クロスボーンガンダムX11 ファータモガーナフルクロスの製作を再開していきたいと思います。
前回ファータモガーナフォーゲルの部品形状の図面を作成し図面上でフィッティングさせるところまで進めていたので、今回は出力用の図面の準備を行い、実際に一部製作を始めた様子をご紹介します。
今回は作成した図面を公開し、記事を見て興味を持っていただいた方も一緒に作成できるようにある程度踏み込んでまとめてみたいと思います。
ファータモガーナフォーゲル製作用の図面
以下の図面を元に製作しています。
興味を持たれた方はダウンロードしてA4印刷して使ってみてください。
図面はこちら
※模型部品の図面なので問題ないかとは思いますが、
個人使用限定とし、本図面を使って発生したいかなる不利益も当サイトでは補償いたしませんので
ご理解の上でご利用ください。
※本図面はCADは使わず、Powerpointで作図したものになります。
そのため辻褄が合わない部分が生じる可能性が非常に高いことをご理解ください。
印刷用図面の解説
上記に貼り付けた図面について解説します。
図面は2ページ構成になっています。
1ページ目は部品構成と完成図、2ページ目はプラ板切り出し図面になります。


2ページ目右下に50mmの矢印を載せているので、印刷したものが50mmになっているか確認してください。
切り出し用の図面には切り出す厚みを左上に記載しているので、その厚みのプラ板に両面テープで貼り付けて切り出すようにしてください。
製作開始
それでは図面を使ってプラ板工作に依るスクラッチの詳細を紹介します。
最初に私の経験上、スクラッチする際に1回は作成する円盤の製作について解説します。
使う図面は2ページ目の図面で赤で囲った部分です。
今回使う道具は以下になります。(その他一般的な模型道具は使用します)
- コンパスカッター
- リューター
- マンドレル
円盤は図面を直接は使わず、コンパスカッターの半径合わせに使います。
半径を合わせたら、一度不要なプラ板をケガいてみて、直径が欲しい寸法になっているかを確認します。

半径の設定が終われば狙いの厚みのプラ板にコンパスカッターで円をケガキます。
ケガいたらマジックで墨入れして表面をやすって線を明確にして、大まかに切り出します。
中心にマンドレルのねじ径分の穴をあけ、マンドレルにセットします。

そのままリューターにセットし、ケガいた円形までやすりで削ります。
ほしい寸法になったら完成です。
ほしい部品の形状に合わせて、中央にほしい穴径で穴をあけます。

今回はこの部品にポリキャップとプラ板の軸受けを設置して部品の完成です。

さらに詳細なリューター旋盤の作業方法についてこちらの記事をご確認ください。
今回作成したこの部品はコアファイターとの接続部になります。

さいごに
今回は図面をもとにスクラッチを進めるための第一歩として、円形部品の製作を行いました。
スクラッチする際はいくつか円形部品を作ることになると思うので、私は何時もスクラッチの最初の一歩として円形部品を作るようにしています。
今回は図面も公開してみたので、それに沿って作っていくつもりをしています。
もし興味を持っていただけたら、ぜひ一緒に作ってみてください。
ではっ!!
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