こんにちは、MIBです!
本日は過去作のEx-Sを紹介したいと思います。
本ブログの一番最初の投稿で、一番のお気に入りとして紹介した過去作になります。
使用したキットと完成状態
使用したキットはHGUC Ex-Sになります。
調べてみると発売は2002年だそうで、もう22年も前のキットです。
完成状態は以下のようになります。
全身に手を入れて、プロペラントタンクも自作してリファイン版として仕上げています。
頭部
頭部はこめかみ部分で上下にカットし小型化したうえで、前後位置を調整して好みのバランスになるようにしています。
顔部も頬、顎周りを削り込んで小型化しています。
アンテナも先端を多少短縮して小型化、小さいアンテナはΦ0.5㎜の真鍮線で自作しています。
頭部バルカンは改修している中でモールドがなくなってしまったので、自作デカールで雰囲気だけ再現しています。
バックパック
バックパック両サイドにつくブースターは素組ですが、もともとボリュームのある部品のため作るのは結構大変でした。裏側のタンクモールドの塗分けを頑張りました。
スタビレーターはEx-Sの特徴を出すべく、先端の伸縮ギミックの盛り込みと降着脚収納ユニットの自作を行いました。
腕部
肩部は大幅に形状修正しています。
上腕はキットを削り込んで細くし、前腕・平手はほぼキットのままです。
Gアタッカーの主翼になる肩部のウイングは翼面を大型化し、基部で回転できるようにしています。
また肩への接続フレームを自作しています。
肩中央のブロックはプラ板で新造しています。
表面に出るダクト類はモチベーションが下がって作れずスペースのみ開けた状態で完成としています。
ここはいずれダクトだけでも作成して完成させたいと思っています。
肩前後装甲はキットをベースに大型化しています。
Ex-Sといえばの装甲スライドギミックも盛り込んでいます。
実際には可動の確実性のためにスライドさせるのではなく、2軸のクランクで一度浮き上がって移動する方式にしています。
飾るときはスライドさせないかさせたあとかになるため、それほど気にならずよいまとめ方だったと思っています。
プロペラントタンク
こちらもリファイン版として完成させるなら避けては通れない部品です。
プラ板とエポパテをベースにひたすら好みの形になるように削って形状を出しました。
頭の中にほしい形を明確に持ってから作業を始めると完成が早いということを実感しました。
今回はGクルーザーへの変形は再現していませんが、肩部とプロペラントタンクは変形を前提とした形状になるように気を配りました。
差し替えでもいいので追加加工してGクルーザーも再現してみたいとは思っていますがなかなか手が出せません
胸部
胸部はキットをベースに細かく作り込みました。
胸ダクトのマルイチモールドの向きをそろえたり、コクピット前増加装甲のセンサーや頭部後部にフレーム上のディテールを追加しています。
スジボリも多めに入れてくっきりした印象を目指しました。
腰部
腰部もキットベースで作り込んでいます。
変形しない者の、Gボマーの機首になる部分の校正を再現しました。
また股関節はキットのボールジョイントを活かしつつ、見栄えの良いフレームになるように追加パーツを作成しました。
腰サイドにつくビームカノンは面構成をくっきりするように削り込んで塗分けました。
リアアーマーはキットではウイング1枚分のモールドしかないので、大型化しつつ垂直尾翼の形状も作成しました。主翼・垂直尾翼共に磁石で固定しています。
脚部
脚部はほぼキットのままです。太腿の横ロールを追加し、その箇所で太腿自体の延長もやりました。
スジボリは気合を入れて多めに入れています。
完成写真
可動範囲はほぼキットのままですが、部品が多いこととポージングセンスもあまりないことからほぼリファイン版のポーズ固定に近い仕上がりです。
作成の思い出
高校の時にセンチネルの存在を知って作りたくなるも大学受験で断念し、大学の卒業間近にリベンジとして作り始めるも就職して断念し、その後しばらく激務で模型作成自体ができずにいました。そんな中仕事が落ち着いて少しづつ模型作成に使える時間が出てきたことで、今度こそという思いで作り始めて、5年くらいちょっとずついじりながら完成させたとても思い出深い作品です。
部品が揃った時点で完成させたくなったため妥協した部分もあるので、それらの部分は少しずつ作っていけたらいいなと思っています。
さいごに
かなり昔のキットですが、作り込む余地も多く、完成させたときの満足感が非常に高いキットになっています。今は手に入りにくい状況ですが、もしご縁があればぜひ作ってみてください。
リアルグレードで発売されるようなことがあればまたセンチネルが盛り上がっていいのになと思っています。
ではっ!!
コメント