こんにちは、MIBです!
現在製作中のクロスボーンガンダムX-11 ファータモガーナフルクロスですが、フルクロスの部品が大まかにそろってきました。
その中でいくつか関節を自作したのですが、いろいろな箇所で応用できそうな内容なので紹介したいと思います。
自作ボールジョイント受け
ベースの形状
最近は市販の関節パーツも多く発売されており、保持力の高い関節を実現するにはそれらをそのまま使うのが簡単で効率的かと思います。
ただ市販関節は大きさが大きい印象です。特にボールジョイントの受けが大きいものが多く、そこまで保持力は必要ないけど関節を仕込みたい、といった場合に結構困ってしまいます。
そこで比較的小型になるボールの受けを自作してみました。
材料はホームセンターで購入した、外形Φ4内径Φ2のABSパイプです。
これに市販ボールジョイントの部品から流用した、ボール部Φ3、軸部Φ2の部品を接続するようにします。
作成方法としては以下の通りです。
- 穴をΦ3に広げる
- ボールを入れる位置あたりにΦ1の横穴を開ける
- 横穴までスリットを掘る

入れるボールがΦ3なのでΦ3の穴を開ければそれで組めそうに思いますが、ボールのサイズが微妙に大きくてΦ3の穴には入りません。
その対応としてボールを削ったり穴を広げたりしてもいいのですが、そうすると絶妙な調整具合にしないと嵌合の摩擦が起きずにスポスポ抜けてしまう可能性があります。
そこで多少大きなボールでも入れられるよう、パイプが広がるようにスリットを入れる形としました。
単純にスリットを入れてしまうと広がった時にそのままパイプが避けてしまうので、広がる起点を設けるためにΦ1の横穴を開けた形になります。
この方法は先日まで作成していて今は塗装待ちの、Vガンダム リアシュラク隊仕様の頭部で仕込んでいます。
小型で、かつボールを伸縮させることができるので、コアファイター変形時の頭部の位置を下げるのに非常に有用でした。

応用形状
以上で紹介したベースの形状はプラパイプとボール軸の向きが揃う形でしたが、軸の向きを垂直にすると設置の自由度が高まる場合があります。
そう言った場合はΦ1の横穴をΦ2程度まで広げて端部とつなげることで、ボール軸を垂直に向けることができるようになります。

ただしこの方法ではボールにかかるテンションが下がってしまうので保持力は低くなってしまいます。
現在制作しているクロボンX-11のフルクロス前垂れ部分にこの方式のものを仕込んでいます。

3mm軸可動
次は3mmの軸可動についてです。
保持力のある軸可動を行うにはΦ2では摩擦不足になることが多く、Φ3の軸を使いたいところです。
プラスチック同士で関節を作ると摩擦で穴が広がってしまいすぐに保持力が落ちてしまうので、保持力を維持しようとする場合は市販のポリパーツを併用するのが簡単かつ確実です。
ただしそれだとポリパーツは最低Φ5程度になってしまいこれまたサイズが大きくなってしまいます。
市販のガンプラも同じ悩みを抱えているように思われ、最近は軸可動部はポリキャップではなくKPSを使うことで小型化を進めているように思います。
そこで今回は、100円ショップで見つけたキャンディのスティックを可動軸に使ってみることにしました。
これはPP(ポリプロピレン)製の軸なので摩擦に強く、プラスチックと組み合わせてもへたらないのではないかと感じたためです。

実際にフルクロスの各部可動部にΦ3の穴を開けて、キャンディスティックを差し込むと非常に良い摩擦感で、しかも保持力が高く非常に安定した可動が実現できることがわかりました。

可動軸の下に2個小さい穴が開いているのはここに磁石を仕込んで可動がへたった時でもこの位置では保持できるように、との思いで開けていましたが、そういった配慮は無用なくらいしっかりした保持力になっています。
PP製のため塗装ができず、また穴が開いていることもあり見えるところに使うのは工夫が必要ですが、今後もこの方式は使っていきたいと考えています。
接続穴径の調整
最後は軸差し込み系の接続部における差し込み部の調整方法について紹介します。
今回のフルクロスは肩上部に接続したベース部分にボールジョイント設置して、そのボールジョイントと各部フルクロスを接続する方式にしています。
その接続は単純に穴に差し込むことを缶がているのですが、市販のプラパイプ(最初に紹介したボールジョイント受けと同じ4mmABSパイプです)の内径がボール軸より微妙に大きく、そのまま接続すると全く摩擦考えられませんでした。
ここはしっかり固定しつつ、塗装時のために分解できるようにはしたいという場所なので、嵌合を調整することにしました。

方法としては以下の通りです。
- 適当なポリ軸を用意し、縦にスジボリを入れてから硬化スプレーを吹く
- プラパイプ内壁に瞬着を塗る
- プラパイプにポリ軸を差し込んで硬化するまで待つ

最初のポリ軸にスジボリを入れるのがポイントで、スジボリを入れずにこの方法を行うとポリ軸の径に仕上がってしまうので、それがボール軸より太ければ結局スカスカになってしまいます。
スジボリを入れておくとこの部分にも瞬着が充填され、穴の中に一部リブ状に瞬着が盛り上がるため摩擦を生むことができます。
ただしスジボリが深すぎる場合はリブが高くなってしまって最悪ボール軸が入らなくなりますが、その時は丸棒やすりで調整しながら整えれば問題ないです。
さいごに
これまでの工程でフルクロスの基本的な部品が揃い、接続方法が決まりました。
肩部のIフィールドジェネレータ(ドクロ部分)がまだ手付かずですが、それ以外を本体に装着するだけで今時点でもすごくかっこよくてテンションが上がります。

今回の方法は作業自体も簡単で応用範囲も広いと思います。
関節を調整できると表現の幅が広がり増すので、皆さんもぜひやってみてください。
ではっ!!
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