こんにちは、MIBです!
現在制作中のVガンダム リアシュラク隊仕様はコアファイターを内蔵した状態を再現したいと思って工作を続けています。
その中で磁石を使った接続の簡単さと楽しさについて再認識したので、使い方のパターンを紹介しながらその利点を紹介したいと思います。
磁石の使い方1 差し替え変形後の部品保持
写真はコアファイターの翼部です。
ここの変形は単純に90°折りたたむだけですが可動軸が小さくなりすぎるのでファイター時はキットの差し込みダボをそのまま生かし、変形時は空いたスペースに収納するだけにしています。
ただ収納するだけだとぽろぽろ取れてしまうので、磁石を使って収納状態で固定できるようにしています。
本体側にはΦ2mm厚み1mmの磁石、翼側にはΦ1mm厚み1mmの磁石を埋め込みました。
丸形の磁石はピンバイスで穴を変えるだけで固定できるので非常にセッティングが簡単です。
磁石の使い方2 簡易的な可動軸
Vガンダムの腰部リアアーマーは中央にスラスターが設置されていて、そこにカバーがついています。
キットではカバーが固定されていますが、これを切り取って角度を変更することにしました。
大きく突き出した形になるのと、コアファイターが合体した際、変形した機首がこのカバー部分に干渉するので、多少稼働させることもできるように可動軸になりそうな部分に磁石を埋め込みました。
その結果ある程度稼働させることもできるようになりました。
ここではカバー側はΦ1mm高さ1mmの磁石、スラスター側はΦ1mm高さ1.5mmの磁石を使っています。
Φ1mm高さ1mmの磁石は小型で使い勝手がいいのですが、それだけでは磁力が弱いので可能な限り大きいものを使う方がよいです。
これは高さが1mm→1.5mmに代わるだけでもかなり違うので、少しの差でも大きいものが組み込める場所には大きいものを組み込んだ方がいいです。
磁石の使い方3 差し替え部品の着脱
Vガンダムコクピット部の赤いカバーはコアファイター側についてきますが、1/144サイズで変形させると行き場がなくて困っていました。
そのため差し替え部品にしてMS形態時にのみコクピット部に取り付けることにしました。
そもそも機種の変形にロ1mm高さ4mmの角形の磁石を使っていたので、その磁石の空いている辺に同じ角形の磁石でとりつくように差し替え部品を作りました。
機首の変形とその磁石使用方法についてはこちらで紹介しています。
また、背面スラスター部も可動はあきらめて差し替えで再現します。
閉じた状態はコアファイター形態のもの、開いた状態はMS形態のものを加工しています。
スラスター上部にΦ2mm高さ1mmの磁石を仕込んで置き、開いた状態、閉じた状態のスラスター下部それぞれにも磁石を仕込んで差し替えを簡単にできるようにしています。
加工後の全身像
これらの加工を行った現状はこのようになっています。
いろいろ手を入れたのにキットと大差ないように感じてしまいますが、コアファイターが入っているという個人的な満足感は非常に高いです。
さいごに
今回は磁石の使い方についていくつかのパターンを紹介しました。
磁石は接続が簡単でかつ確実であり、しかも丸型の磁石はピンバイスで穴を開けるだけで設置できるので加工も簡単ということなしだと思います。
また引き込まれるように固定できるので実際に使ってみると想像以上の楽しさがあります。
磁石も比較的手に入りやすい素材になってきましたので皆さんもぜひ試してみてください。
ではっ!!
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