ポリキャップレス関節の軋み調整

試行錯誤

こんにちは、MIBです!

ガンダムSEED FREEDOM、とうとう公開されましたね。

私も公開初日に見に行ってきました。

いろいろ話したいことはあるのですがネタバレしてしまうのも申し訳ないので、同時に購入したキットを素組みしてみて感じたことについて書いていきたいと思います。



公開日発売の新キット

劇場版公開日にライジングフリーダムとイモータルジャスティスが発売されました。こちらもぜひとも入手したくて模型店開店前から並んで購入しました。

開店前から並ぶのも、劇場版公開日に映画を見に行くのも初めてなのでSEEDに対する自分の思いが結構大きいと感じることができました。

結果的にライフリ、イモジャともにこの記事を書いている1/30時点でも店頭に残っているところもあったので、まだ入手していない方もぜひ手に入れてみてください。

最新キットを組んで感じたこと

私はあまりキットの発売日にこだわって購入していないので、たまに最新のキットを購入するとその構造に驚かされることがあります。

今回のライフリ、イモジャでは以下の点に対していつもとの違いを感じました。

  1. 余剰パーツが出ないように細かなスイッチ設定
  2. 色付きプラが硬い
  3. ライフリのインストは冊子になった豪華版
  4. 寸足らずの外箱
  5. プロポーション、可動範囲は秀逸。関節のきしみが一部気になる

余剰パーツが出ないように細かなスイッチ設定

このキットが初のキット購入になる方が大勢いらっしゃることを考慮してか、余剰パーツが出ないような構成となっていました。

その上で共通部品を同じ金型で作成できるように、金型内スイッチが巧みに配置されていました。

この点については金型構造からもう少し踏み込んで考察できたらいいなと感じていますが、部品数が増えても金型数は極力抑えるという企業努力が垣間見れて非常にすごいと思いました。

イモータルジャスティスは4色成形のランナー以外はすべてなにかしら共通金型で作られたランナーでした

色付きプラが硬い

ゲートをカットしていて感じたのですが、色付きのプラ部品が非常に固いように思いました。

シャープな形状が出ている部品が多いためそのためなのかもしれませんが、ゲートを切っていて部品が割れそうな気配がするのが少し怖かったです。

結果的に割れなかったのでとくに心配はいらない内容かもしれませんが、とにかくいつもとプラの雰囲気が違いました。

ライフリのインストは冊子になった豪華版

映画番宣を見ていると映画版で一番の主人公機と言えるポジションと言えると思うので、販促という意味でも良い取り組みだと思います。

イモータルジャスティスのインストは通常の折込仕様でした。

寸足らずの外箱

このシリーズからなのかはわかりませんが、外箱が内箱より寸足らずな状態でした。

おそらくぴったりな寸法だと箱を開きにくいことに対する対応なのだと思います。

特に使用上も不都合ないので良い取り組みですね。

プロポーション、可動範囲は秀逸。関節のきしみが一部気になる

出来は秀逸で、小さなMG可と思うほどでした。

SEEDアクションシステムと銘打たれた可動機構も素晴らしく、種らしいポーズがバンバン決まります。

一方でポリキャップが使われていないため、一部関節は軋みが発生してしまっています。

軋むだけだったらいいのですが、曲げたい角度に関節を動かしても、軋んだ後に少し戻ってしまい欲しい角度で関節を固定できないことがポージングに際して意外とストレスだったので、その部分についてのみ対応してみました。

軋み関節の改善

何かしら潤滑剤のようなものを塗布すればよいと考えたのですが、程よい潤滑剤の選定が難しかったです。

これまでシリコンスプレーやメンソレータムを使ってみたことはあったのですがどちらも緩くなりすぎていまいちだったので、今回はモデリングワックスを使ってみました。

このコーティングワックス、塗装光沢面のつや出し、保護用の材料なのですが、成分を調べたもののなかなか行きつかず、どういう原理でつや出ししているかわかっていません。ですが細かな傷を埋めて、かつ平滑面を保つということで何かしらコーティングする成分が入っているものと考えています。

そのコーティングするものが渋い関節の間に入り込むことでベアリングのように滑らかに動くことを補助する一方で、潤滑剤のように面の摩擦抵抗そのものを落とすわけではないので適度な渋みはキープできる、という考えで使ってみることにしました。

※完全に根拠のない妄想です。

最初に組んだイモジャでは腰・腹部関節と股関節、廃部リフターの関節が軋む状態だったのでその部分(写真で赤点線で囲った部分)に塗ってみました。

右の青い部品はラチェットのような構造になっていて、モデリングワックス有無でかなり動きが変わります

結果非常に良い感じに動くようになり、ポージングも自在になりました。

さいごに

今回は待ちに待ったSEED劇場版を見に行った勢いのまま、最新キットの素組と気になるところの対応を行いました。

コーティングワックスをかけたものに塗装するとよくなさそうなので塗装する際はワックスを落とす手間が発生してしまいますが、それでも渋い関節のコーティングワックスがけは簡単で効果が高いといえる思うのでぜひやってみてください!

ではっ!!

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