展示方法の一工夫

Vガンダム製作

こんにちは、MIBです!

頑張って工作したガンプラが完成したときってすごくうれしいですよね♪

これまでの苦労がすべて報われたような、うまく言い表せない満足感があります。

ただ完成品を普通に飾っていると何を頑張ったのかよくわからなくなり、もう少し頑張りを感じられるようにしたいと思うようになると思います。

今回は私自身のそういった失敗事例をもとに、こうすればよくなるんじゃないかという案について紹介したいと思います。

どういった状態?

完成品を飾っていると何を頑張ったかよくわからなくなるとはどういった状態でしょうか?

それは飾っている状態だと「加工した内容がわからない」という内容です。

加工を頑張ったあと、仕上げを丁寧にすればするほど加工箇所がわからなくなり、飾っていても素組との違いを感じにくくなってしまう、ということです。

逆にいうとプロポーションを大幅に変更したり、表面に複雑なディテールを追加したり、塗装にこだわった仕上げを行えば、それらの部分は飾っていても実感できると思います。

一番困るのは「可動工作を行ったが工作を活かしたポーズが決まらない」という状態です。

過去の失敗例

私の過去作ったものでいうと、HGUC グフなどがこれに当たります。

このグフはプロポーションも改修したためその部分は飾っていて実感できるのですが、複雑に動くことを目指して脚部に可動フレームを仕込んだものの、いろんなところに干渉して全く動かず、ほぼ素立ちでしか飾れなくなりました。

過去の成功例

逆に成功例はというと以下2点があります。

ハイマットフルバーストを再現することを狙ってそのための可動関節を仕込んでいった旧HGフリーダム

原作の様々なポーズを研究して可動軸の割り出しから行ったスクラッチ デスフィズ

振り返ってみると成功したと感じているこれらは。作っている段階から「こういう動きをさせたい」という思いを組み込んで進めていたことがわかりました。

展示にこだわるとそういった悩みから解放されるのでは?

これまでの考えから、こういう動きをさせたい = こういう展示をさせたい、ということだと考え、展示方法を作成段階から考えておくと完成後も満足感が高まるのでなないかと考えました。

そこで今取り組んでいるVガンダム リアシュラク隊仕様も展示方法を考えてみることにしました。

コアファイター変形合体ギミックの展示方法

今回のVガンダムはキット付属の非変形コアファイターを加工して、本体に変形合体できるように加工しています。

これはまさにこのまま完成させるとどこの工作を頑張ったのかがわかりにくく、満足感が低くなってしまう可能性の高い状態だと思います。

今回は取り組んだ工作を実感できる展示方法として「コアファイター合体中の状態で飾れるようにする」というのを目標にそのための方法について考え、オプションパーツを作成していきました。

オプションパーツの製作

合体中の状態にするためにはコアファイターを何らかの方法で浮かせる必要があります。

そのため透明のランナーを使って透明の指示棒を作成しました。

透明ランナーはスタンド付属のもので、コーナー部の湾曲を活かして多少角度を付けた状態で接続できるようにしました。

白い部品は後述するコクピットハッチ保持パーツです

本体・コアファイターとの接続は磁石で行います。

そもそも本体とコアファイターの接続を磁石で行うように加工していたので、間に指示棒をかませる形にするだけでよく、とても簡単に工作できました。

コクピットハッチ保持パーツ

コックピットハッチはコアファイター単体だと変形後の位置に固定できない加工になっています。

MSに組み込むと定位置に収まるのですが、単体でもある程度保持できるように固定パーツを作りました。

コクピットハッチのみ露出した状態でも固定できるようなものも併せて作成しています。

展示のバリエーション

作成したオプションパーツを使って、展示状態を確認しました。

コアファイター合体直前の状態

コアファイター変形後(コクピット露出)の状態

コアファイター変形後(コクピット収納)の状態

MS状態

どの状態もそれなりにいい感じにまとまったと思います。

またこれであればコアファイターが変形合体できるように改造したのが展示状態でもわかり、完成後の満足感も維持できそうです。

さいごに

今回は壮大な出だしから始まりましたが、完成後の満足感を維持できるかもしれない方法についての紹介でした。

展示方法を考えて改造を行うというのは本当に効果的だと思いますし、あとからやるより最初からやっておく方が断然気が楽だと思いますので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

ではっ!

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