やすりの当て木は貼替ストレスの少ないもので【木製スティックやすり】

試行錯誤

こんにちは、MIBです!

模型製作で出番の多い工具に、当て木に貼り付けた紙やすりがあります。よく使うため紙やすりが頻繁に目詰まりを起こすのですが、私は貼り替えるのが面倒でついそのまま使ってしまいます。

目に詰まった削り粉を排出すると切削能力はある程度回復しますが、やはり新しいやすりに比べると切削力は落ちてしまうため、ほどよいタイミングでやすりを替えていった方が製作が捗ると思います。

今回はそんな用途に使えそうな製品を100円ショップで見かけて購入したので、その使用感について書いていきたいと思います。

 



これまで使っていたやすり当て板

私はこれまでハイキューパーツさんのリタックスティックハーフを使っていました。

これは何度も貼り直しができる粘着テープで紙やすりを固定する仕組みなのでやすりの貼り替えが楽なのですが、貼りなおす際に粘着テープに削り粉が付着してしまうためやすり面が平面にならない危険を感じていました。

そのため貼り直しの際は全体を水洗いしてから古いやすりをはがし、その後再度水洗いしてから新しいやすりを貼り付ける、という結構手間がかかる方法で貼り替えていたため結局貼り替えを億劫に感じていました。

使った製品

そんな貼り替えの億劫さを解決するために考えたのが、貼り替えるんじゃなくて毎回新しいものを作ればいいのでは?ということでした。

その観点で「使い捨て出来る板」がないかと考えていたところ、アイス持ち手の木の板がぴったりだと感じて100円ショップで「木製スティック」を購入しました。

また貼り付ける際に当て板に合わせて両面テープをカットして大きさを整えるのも億劫だと思い、「ハケつき瞬間接着剤」も一緒に購入しました。

やすりの作り方

それでは実際に取り組んだやすりの作り方を紹介します。

(ただほとんどの方が概ね予想している通りの内容になっていると思います)

※瞬間接着剤が付着しても困らないようにクリアファイル等の上で作業をします

木製スティックにハケで瞬間接着剤を塗る

片面にハケで瞬間接着剤を塗ります。乾くといけないので手早く作業します。

やすりに木製スティックやすりを貼り付ける

複数個を同時に作成する場合は少し間を開けて貼り付けると後のカットがやりやすくなります。

カッターで切り分ける

木製スティックの側面をガイドに、カッターでやすりをカットしてそれぞれ切り分けます。

端部を切り落とす

 木製スティックの全長がやすりの幅を超えていたのではみ出た木製スティックをカットします。

今回はゴッドハンドさんのアメイジングカッターでカットしています。

アメイジングカッターがない場合はニッパーでカットすればよいと思います。

※模型用のニッパーで木をカットすると刃の痛みが早くなるので、100円ショップなどの安いニッパーでいいので専用に用意したほうがいいと思います。

完成

あっという間に完成しました。とても手軽です。

使用感について

使用感を確かめるため、#400と#600の木製スティックやすりを作成してエアリアルのフライトユニットのゲート処理を行ってみました。

木製スティックが多少たわんでいるためものとしては完全な平面ではないですが、使う上では特に問題なくスムーズにゲート処理ができました。

これまで使っていたリタックスティックハーフと比較して厚みがないため多少使用感が異なりましたが、完全に慣れの問題なのでこれから慣れていきたいと思います。

本記事の趣旨とはずれますがゲート処理の終わったフライトユニットをエアリアルに装着した写真も載せておきます。

非常にいい出来でかっこいい!

さいごに

100円ショップの製品で手軽にやすりスティックを作成する方法の紹介でした。

実際作るのも簡単で一度にたくさん作成することができるのでかなり使い勝手はいいと感じました。

ただ私は貧乏性のため、一度にたくさん作っていても新しいものに交換するタイミングを逃して結局同じものを長期にわたって使いそうな気もします💦

ただ、そうだとしても手軽に交換できる環境であることは間違いないので、自分の中での模型製作の効率アップに貢献できたのではないかと思います。

皆さんも是非試してみてください。

ではっ!!

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