ビームエフェクトの製作

試行錯誤

こんにちは、MIBです!

SEED FREEDOM公開日に購入したライジングフリーダムの素組ができました。

非常に出来が良いのでどう仕上げるか迷っているところですが、その中でビームエフェクトをつけたくなり作成してみました。

本日はその内容の紹介になります。



どう仕上げるか

まずはキットの出来ですが、非常に良く出来ていて思い通りにポーズが決まります。

イモジャのときにあった関節の渋みについてはライフリには皆無で(個体差?)、組み立てるだけでかなり満足度が高いです。

一方でどう仕上げるかには非常に迷いました。

  • そのまま組み上げて全塗装→時間がかかるし目新しさがない
  • 簡単仕上げ→絶妙に白が足りない部分があり、その部分は塗装するとなると全塗装したくなる
  • カラーリング変更→フリーダムカラーなどに塗ったらかっこいいかと思いましたがネット上ではすでにその塗装をされている方もいて目新しさがない

特にネット上での目新しさを狙って制作しているわけではないですが、自分の中である程度「こう作ったらどうなるんだろう」というワクワク感を持って製作したいという思いがあり、無改造の全塗装はなかなかやる気が起きない状態でした。

そこで、ライフリは一旦無塗装素組みの今の状態で完成扱いとし、ちょっと目新しい要素としてビームエフェクトを作成して飾ってみよう、というのが今回の制作方針となりました。

ビームエフェクトの製作

私はガレージキットのファントムを作ったときから、透明プラバンとUVレジンを使ったビーム表現を試していました(こちら)。今回もその方法で作成していきます。

作成するエフェクトは

・翼部「シュトゥルムスヴァーハー」用 赤色のエフェクト

・腰部「ヴァイパー3 レールガン」用 黄色のエフェクト

・ビームライフル用 緑のエフェクト

となるので、透明UVレジンを使ってあとから色付する方法で作成することとしました。

※ちなみにこの武器名称の雰囲気がSEEDっぽくてすごくいいですね♪

保持方法とベース部材

例としてシュトゥルムスヴァーハーのもので作成方法を解説します。

まず砲自体との接続は真鍮線で行うこととし、ベースとなる部分はΦ2mmの透明プラ棒を使いました。

接続を真鍮線にしたのは確実に接続できるし、長く差し込むことでエフェクトが不用意な方向に曲がって装着されることを防ぐことができるためです。

形状付け

UVレジンは100円ショップに売っている透明レジンを使い、硬化させるUVライトも100円ショップのものを使いました。安価でそろえられますが十分使用できます。

シュトゥルムスヴァーハーは砲口が大きいのでΦ2mmのプラ棒では細く感じたので、形状を付ける際に太さも増していきたいと考えました。

ただUVレジンを使って一度に太さを出そうとして大量に盛り付けると1箇所に溜まってしまって思うような形状が付けられません。

そこで今回はプラ棒にUVレジンを丸い玉状に盛り付けて硬化する、というのをひたすら繰り返して、数珠状に出来た玉の間の改めてUVレジンを盛りつけることで、緩やかに起伏がありつつも太さも出すという方法で形状出しを行いました。

毎回1分程度紫外線硬化させるので時間はかかりました。

またエフェクト先端は矢尻状にとがった形状を付けたいと思い試行錯誤して付けましたが写真を撮り忘れたので完成写真で見てみてください。

完成したエフェクトと塗装

同じような工程を経て3つの砲のエフェクトが完成しました。

3者3様の形状を付けて差別化してみました。

塗装はアクリジョンの筆塗りで行いました。

それぞれクリアカラーで色を付けたあと、根元やビーム先端部などぼやっと光った感じを出したい部分に蛍光カラーで色付けして表情を付けています。

根元に蛍光カラーを塗ることで、接続用の真鍮線を見えなくする効果もあります。

完成したエフェクトをライジングフリーダムに取り付けてみました。

ハイマットフルバースト状態はそもそも派手でボリュームが出る飾り方ですが、エフェクトがつくことで色的にもボリューム的にも満足感が高まると感じました。

エフェクトなし状態
エフェクトを付けるとド派手なディスプレイとなります

さいごに

UVレジンを使ってエフェクトパーツを製作し、アクリジョンの筆塗りで塗装するという今回の方法は非常に良かったです。

  • UVレジンを使った工作がお手軽(においがほぼないし準備片付けが楽)
  • 材料も非常に安価
  • 塗装もアクリジョンなのでにおいがしない
  • 筆ムラが出てもクリアーなのでわからない(むしろ雰囲気がよくなる)
  • 筆塗りならではの色変えの容易さがある

既存パーツとの接続方法だけは少し考える必要がありますが、それ以外は失敗しても手軽にやり直せる内容でした。

ビームの発射エフェクトはガンプラならほとんどの機体で応用できると思いますし、飾る場合の派手さが段違いになるので、是非皆さんもトライしてみてください。

ではっ!!

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