こんにちは、MIBです!
ここ最近製作しているVガンダム リアシュラク隊仕様ですが、詰め込みたいギミックに関する工作はあらかた終わったので完成に向けて表面処理を進めています。
その中で感じたことについてまとめてみたいと思います。
簡単工作での印象調整
今回のVガンダムはキットの状態だと足が長いと感じ、股関節パーツを反転させることで短縮していました。
その結果全体の足の長さの印象は良くなりました大腿部が短く感じられる状態でした。
そこで膝アーマー上端をカットして大腿部の露出面積を増やしてみました。
あわせてヒザ関節内側を少しカットし、ヒザ関節がとり足気味に曲げられるようにしました。
膝アーマーのカット工作も加工自体はとても簡単で、膝アーマー上部を2mm程度切り飛ばし、空いた穴をプラ板で塞ぐだけです。
肝はこのあとの周囲と馴染ませるところで、単純にカットした跡を表面処理するだけだと切りました、加工しましたという雰囲気になってしまうため、元部品の曲面の流れを見ながら、完成形をイメージして削って馴染ませます。
言葉では言い表しにくいですが私はこの作業、まさに面を作っているという感じがして大好きな工程です。
以上の加工で大腿部が短いという印象を和らげることができました。
モールド彫り直し
次に表面処理に向けてモールドを彫り直します。
キットにもともとモールドがある場合、彫りの深さがまちまちでいきなりタガネで彫り込むと盛大にズレることがあり、非常に気を使って作業していました。
ただ最近まち針をシャーペンに入れてケガキ針として使うという方法を知りまして、実際にやってみるとかなり使い心地が良かったです。
まち針、シャーペンともに100円均一で購入しましたが、まち針にガタツキがあり実際に使うまでは大丈夫か?と感じていました。
ただ実際に使う際はガタつくことで扱いが慎重になり、返って優しくなぞるというスジボリの基本を自動的に実践できるようなイメージで、とても使い心地がよかったです。
ただこれは個人差があると感じていてブレのないケガキバリの方を好む方もいると思うので、もし気になった方は一度試してみていただければと思います。
##凹みモールドの再生
最後に金型の関係上くっきりとしたモールドが再現できなかった部分を彫り込んでいきます。
こういった部分はよく切れる彫刻刀があると作業がスムーズです。
私はゴッドハンドさんのスピンブレードを彫刻刀として彫り込みしています。
最後に
今回は脚部の作業を例に、簡単な工作による印象の調整とモールドの彫り直しについて紹介しました。
作業自体はとても地味ですが、仕上がりに直結する部分であることと、完成に近づいていると実感できる工程なのでかなり楽しいです。
ただ部品が多いときは中だるみしてしまうので何かしら手を打ちながら進めたいと思います。
完成に向けて着実に進めていきたいと思います。
ではっ!
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