デスフィズ頭部の製作【デスフィズ製作】

デスフィズ製作

こんにちは、MIBです!

スクラッチをするうえで技術力よりもモチベーション的に難関となるのは、個人的には左右2セットある脚部、腕部だと感じています。今回のデスフィズ製作ではその難関を複製でショートカットしました。

ではモチベーション的に高まるのはどこか、と考えた時に、個人的にはやはり頭部だと思います。

目が行くので苦労はするし小さい中で機体の個性を再現する必要があるので難易度は高いですが、少しやれば形が見えるし、何より同じ作業を2回しなくていいというところでやる気が維持できます。

今回はその頭部のスクラッチの流れについて紹介したいと思います。



大まかな図面の作成

私は何もないところからスクラッチはできないので、まずは図面を作成します。

今回の頭部は原作のデスフィズ登場シーンをいくつかピックアップして、その中のイメージをもとに側面図から書きました。

側面図ができたら特徴的な点から補助線を引いて正面図を作成しました。

図面はiPadとお絵かきソフトで書いた後、パワーポイントに貼り付けてオートシェイプでなぞりました。

頭頂部の製作

テンガロンハットのような頭頂部はデスフィズの特徴的な部分だと思います。なので大きく勢いのある形を目指しました。

帽子のつばの部分を2枚重ねたプラ板から切り出して貼り合せることで左右対称を確保し、帽子中央のふくらみ部分が後はめできるよう、凹み部分もプラ板で作成しています。

事前に図面を書いてイメージができていたのでここまではスムーズに作成が進みました。

余談ですが以前1/100レッドフレームを改造してアマツミナを作成したことがあるのですが、その際もテンガロンハットのような頭部を作成していたため今回の完成形はイメージがしやすかったです。

目周囲装甲の製作

デスフィズは目と顔面部の装甲がスライドして強制冷却モードになります。その再現のためスライドする部分を事前に分割したうえでプラ板積層削り出しで目周囲の装甲を製作しました。

顔面輪郭と顎部の製作

顔面はできるだけ感覚に頼らずに左右対称にできないかと考え、ほしい形状に切り出したセンター板に、左右同じ形にしたプラ板を貼っていくことで大まかな対称性を確保しました。

その後顎周囲を削ることで顔面輪郭を完成させています。

顔面装甲の製作

目周囲の装甲と、人間でいう鼻当たりの装甲は一体となっていてスライドする設定になっています。

目周囲の装甲はプラ板積層で形状出ししていましたが、事前に作成している顔面輪郭と一致するような鼻前装甲を作るにはパテを盛るのが手っ取り早く、作成する部品を同一素材にしてなじませやすくするために目周囲の装甲をおゆまるとエポパテで複製しました。

複製した目周囲装甲と一体化するようにエポパテで鼻前装甲を作り、削り出して頭部形状にしました。

仕込むギミックを考える必要はありますが、装甲としては分割・スライドできる形状でまとめることができました。

最後に

今回はスクラッチのモチベーション高まりポイントである頭部の製作について紹介しました。

今回は実際の製作時以外にも、どうやって作ると効率的にできるかを考えている時間が長かったように思います。

他の機体を作成するときに同じ作り方ができるとは限りませんが、もし流用できる作成方法があればぜひ試してみてください。

ではっ!!

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