みなさんこんにちは、MIBです!
前回はPowerpointを使ったトラスディテールのデザイン方法と、デザインした形状を使って0.3mmプラ板を切り抜きトラスディテールを作る方法について紹介しました。
ただこの方法でのディテールアップはパーツ表面に薄手のプラ板を貼れることが前提となっています。
可動などの制約でプラ板が貼れないとき、スジボリを行うことでトラスディテールを再現することができます。
今回はその方法を紹介します。
仕上りの比較
始めに前回紹介した0.3mmプラ板を切り抜いたトラスディテールと、今回紹介するスジボリを使ったトラスディテールの仕上がりを比較してみます。

全体をパッと比較するとトラス形状が全体にまんべんなく入っているように見えますが、よくよく見てみると0.3mmプラ板を貼り付けたほうが格段と立体感があります(当然ですが。。。)
そして作業的にもプラ板を貼り付ける方法の方が利点が多いです。
- 多少の傷を後で埋める覚悟で切り抜くことができる
- 失敗してもプラ板がだめになるだけなので心理的にも優しい
- トラスのブレを修正することも容易
なのでよほど部品の厚みに制約がある場合でない限りは、今回紹介するスジボリを使った方法は行わずプラ板を使う方法を用いたほうがよいです。
スジボリを使った方法の紹介
はじめにかなりマイナスな意見を言ってしまいましたが、今回はすでにディテールとして0.3mmプラ板を貼ってしまっている部品に対して処理を行うので、追加でプラ板を貼るのではなくスジボリでディテールを追加していきます。
型紙カット

(左) 型紙を貼り付ける箇所の外形に合わせて切り出します。
(右) トラス部分の形状を切り取ります。枠も使うのできれいに切り取ります。
切り取った型紙の貼り付け

(左) 枠を部品の外形に合わせて貼り付けます。切り欠いた部分がトラス形状の位置合わせになります。
(右) トラス部分はスジボリ用ガイドテープハードに貼り付けます。
ガイドテープのカットと貼り付け

(左) ガイドテープをカッターで押し切ってトラス形状のガイドテープを作ります
(右) ガイドテープを枠に合わせて貼り付けます。
###スジボリして完成

(左) BMCタガネ0.2mmを使ってスジボリしました。
(右) トラス状のスジボリの完成です。
さいごに
今回はスジボリを使ったトラスディテールの製作について紹介しました。
始めにも言いましたがプラ板を貼れる場所であればプラ板をトラス状に切り欠いて貼り付ける方がメリットが多いですが、部品に直接スジボリするしかないシチュエーションもあると思うのでそう言ったときに使ってみてください。
なかなかぜひ使ってみてと言えないのが心苦しいですが、こういった方法もあるとという程度にとどめておいていただけるとよいかと思います。
ではっ!!


コメント