こんにちは、MIBです。
みなさんはガレージキットを作ったことはありますか?
前回私が初のガレージキットを購入した背景をつらつらと記載しましたが、
いざ作ろうと思うと、ガレージキットって離型剤落としという工程が必要とのことでした。
ただ調べてみると、煮る・漬ける・擦るなどいろいろな方法が紹介されていて何が正しいのかわかりませんでした。
そこで今回は私が最初に陥ったワナ、離型剤落としの方法について紹介したいと思います。
離型剤落としには
結論から言います。
やったことは
ガイアノーツのレジンウォッシュに漬け込む
↓
クレンザーでこする
という手法でした。
これが絶対に正しい、という理論的根拠は皆無ですが、少なくても私の環境では塗装がはがれるなどのトラブルはなかったです。
処理しないとどうなるか
そもそも離型剤落とし、本当に必要なのでしょうか?
やらずに済むならそれに越したことはないと思い、まずはランナー部分に青の油性ペンで色を付けてみました。
その結果見るからに弾かれていて、さすがに何かしないといけないということを肌で感じることができました。
実際にやった方法
離型剤落とし、やると決めたからにはいろいろと情報を調べました。ただ、以下のような意見が入り混じっていて、どうもいくつかの流派があるような感じでした。
- 内部に浸透した離型剤まで浮かせるために茹でる
- 市販のレジンウォッシュに付け込むだけで十分
- クレンザーで磨かないとだめ
調べているだけではどうすればいいのかよくわからなくなってしまったので、自分が納得できる方法でやってみて、ダメだったらその時考えるという方法で乗り切ることにしました。
まず市販品が売っている時点でそれなりに効果があるのだろうと思い、レジンウォッシュに漬け込む、という方法はやってみることにしました。
ただ、表面にこびりついた離型剤がただ漬けておくだけですべて溶け切るのだろうか?という思いもあり、表面は何かしら擦りたいと思いました。
そして、どうせ擦るならクレンザーもつけて擦ろうという軽いノリでクレンザーも使いました。
作業内容
部品切り離し
作業としてはまず大きな部品はランナーから切り離しました。全部品ランナーごと漬け込んだ方が管理は簡単だったかもしれませんが、小さいタッパーで漬け込むために切り離しました。
逆にどの部品かわからなくなりそうな細かな部品はランナー状態のまま漬けこむことにしました。
ツールウォッシュにつける
こんな感じで切り出した部品をタッパーに入れて、市販のレジンウォッシュを注ぎました。
使用したレジンウォッシュはガイアノーツさんの製品です。
レジンウォッシュの使用方法には「10分ほど漬ける」と記載がありましたが、夜に作業して次の日仕事から帰ってから引き上げたので1日弱つけていたことになります。
レジンに悪影響があるかもしれませんが、今回は特にトラブルはなかったです。
引き上げ
タッパーから部品を引き上げる際には、100均で購入した金属製のボールと網を使って、レジンウォッシュをこぼさないように一気に引き上げました。
レジンウォッシュは数回であれば再利用可能とのことなので、元の容器に戻しておきました。未使用のレジンウォッシュが残っていた状態だったので分けておいた方がよかったかもしれませんが、私の場合頻繁に使うわけではないので保管時の省スペース化優先で同じ容器に戻しました。
クレンザーで磨く
漬け込んだ後は市販のクレンザー(100均に売っていたもの)を歯ブラシにつけてこすりました。
全パーツ歯ブラシでこするのは骨が折れましたが、作業机の上でトレーを置いて作業をしたので大きな負担はなかったです。
結果
結果マジックもはじかず、実際に塗装まで終わりましたがトラブルもなく、離型剤落としはうまくいったと思います。
まとめ
今回の環境では離型剤落としは
レジンウォッシュに漬け込む→クレンザーで磨く
で問題なく落とせることができました。
ネットの情報は膨大なので、初めてのことをするときには逆に迷ってしまうことが多いです。
ネットの情報をもとに、ダメもとで自分の納得できる方法でやってみるというのも大切だと学ぶことが出来ました。
今になって思いましたが、レジンウォッシュに付け込んだ後にマジック塗ってみていたらクレンザーの効果がはっきり分かったのに、そこまで確認する頭が回らなかったんですよね。
次回があればそのあたりも確認してみたいと思います。
ではっ!
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