製作前のざっくり検討と部品の採寸・図面化

ミダス製作

こんにちは、MIBです!

前回の記事にてVガンダム リアシュラク隊仕様が完成しました。

完成のまとめ記事は改めて作成するとして、本日は次の製作に向けた準備について紹介したいと思います。

クロスボーンガンダムX11 ファータモガーナフルクロスも作成途中ですが、1作完成した余韻に浸りながら何かの具体的な製作を開始するまで、しばらく構想してみたいと思います。

ミダス

これまで私はクロボンゴーストの機体を多く作ってきました。

その中で一緒に並べたい筆頭として残っているのが、ラスボス機のミダスです。

ミダスはザンスカール帝国のキゾ中将の機体で、機体出力が非常に大きいため強大な力を発揮します。

ただ一番の特徴は頭部から発せられる「ミダス・タッチフラッシュ」で、モビルスーツの運動プログラムに作用して動きを止めてしまうというトンデモ装備です。

物語のキーとなっているエンジェルコールとともに非常に強力な力となって主人公フォントたちを苦しめました。

またこのミダスタッチフラッシュについてはゴーストの次作であるクロボンダストでも触れられ、2作の登場人物の邂逅を感じることができます。

そのような立ち位置の機体であるため、おそらく世間的には知名度は低いと思いますが、クロボンゴースト、クロボンダストを読んでいるととても印象に残る機体です。

製作方法

基本的に流用できそうなガンプラはないため、前回スクラッチしたデスフィズの複製品をベースに作成するか、再度1からスクラッチするかしか手はないと感じていました。

ただデスフィズは主な可動軸をΦ2のポリランナーで設計しているため渋みがぎりぎりで、デスフィズより複雑な外装と大きな武器を持つミダスでは可動に耐えられないと感じました。

また新たにフルスクラッチするとなると時間がかかりすぎると思われるため、以前から作成したいと思っても手が出せないでいました。

ちなみに休み休みですがそこまで他キットに手を出していない状態でもデスフィズは3年9ヶ月、キット改造のVガンですら1年2ヶ月かかっています。

そんな中、今回Vガンを模型店のコンテストに提出した際、売り場をぶらぶら見ていると30MMのスピナティアという機体を発見しました。

女性型なのでガンプラにはあまり見られない体形でしたが、これを芯、というか自作したアーマーをかぶせることで、設定どおりではないにしてもぱっと見ミダスが作れるのでは?と感じ、購入して検討することにしました。

検討結果

検討方法としてはスピナティアの取説に載っていた正面図を使って、手書きで追加アーマーの形状を検討し、再度PCに取り込んでラインをトレースしています。

ミダスは頭部と胸部前面、手持ち武器が強力な構成を持っているためその部分をこだわって自作すればあとは雰囲気でミダスに見えるようにできそうだと感じました。

ガンプラにはなかなかない独特なプロポーションがミダスの異質感を強調するのに一役買いそうな雰囲気もあり、よいキットチョイスだったと思います。

キットパーツのトレース

検討を進める中で、肩アーマーの接続はキットの接続パーツをそのまま使いたいと考えました。

ただスクラッチするにしてもキットのパーツの形状を把握しておかないとうまくつなぐことができないため、キットパーツを採寸して図面に取り込みました。

方法としてはキットパーツの必要箇所をひたすら採寸し、それをパワーポイントで作図しています。

作図の際は10倍で行い(寸法読み取りはmm単位で行うものの、パワーポイントの図形の寸法指示はcm単位なので読み取った数値を入れれば勝手に10倍になります。

作図が終われば1/10にリサイズして検討図面上に貼り付けて検討を進めていきます。

パワーポイントは拡大しての図形描画を行うと拡大率の上限があるため、図形自体を大きく作図することで作図の精度が上がります。

さいごに

今回は次につくりたいと思っている機体 ミダスについて作り方を検討するまでのお話でした。

ある程度構想したり、場合によってはちょっと加工を始めたものであっても挫折することはよくあるのでこのミダスも本当に完成させられるか微妙なところです。

ただほかの機体と並べたいという想いは実現させたいので、テンション上げつつやっていきたいと思います。

ではっ!!

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