こんにちは、MIBです!
HGCU関連のキットを作る上で、ハンドパーツをどうするかは悩みの一つだと思います。
キットによっては最初から見栄えの良いパーツがついていることもありますが、拳と手の甲2パーツで再現されているものがほとんどではないかと思います。
武器を持っている場合はそこまで気になりませんが、握り手は少し気になる状態です。
今回はそんなときの対処法としてお気に入りの市販パーツの紹介と、市販パーツが入手できない場合のキットの回収方法について紹介します。
おすすめのハンドパーツ
私のお気に入りの市販パーツとして”次元ビルドナックルズ(角)”があります。
モールドは少し甘めですが握り手、武器持ち手、開き手の左右の手6種が、S,M,L 3種の大きさで用意されており、幅広い機体に使える部品となっています。
私も過去の完成品としては旧キットフリーダムで使っています。
ただこのキット、最近はなかなか入手が困難で気軽に購入できる状況ではないです。
そのためここぞというとき以外は使いたくなく、可能ならキットを使って気軽に見栄えよくできないかと考えました。
キットのハンドパーツの難点
現在製作中のVガンダムのハンドパーツを見てみると、次の部分が気になります。
武器持ち手としては
- 人差し指がトリガーにかかっていない
- 武器をしっかり保持できない
握り手としては
- 武器保持用の隙間がある
- 親指がほかの指にめり込んでいる
これらが何とかなれば見栄えはアップすると考えました。
キットパーツの加工
武器持ち手
まずはびき持ち手を作っていきます。
キットパーツから親指以外の4指を切り離しますが、加工が楽なので親指先端も一部一緒に切り取りました。
そして人差し指の根元を使って、切り取った親指先端を再現しました。
中指~小指はそのまま使うのできれいにバリを除去しておきます。
人差し指以外を接着して固定して様子を見ます。
この時手のひら部分にプラ板を貼りつけて、手の甲のパーツがなくても手の形を維持できるようにしています。
人差し指は握り手の薬指を活用します。
握り手自体は後で説明しますが、親指以外キットパーツは使わないのできれいに切り取れた薬指を流用した形です。
トリガーを意識してほかの3指より少し開いた状態で貼り付けてハンドパーツの加工は完了です。
ビームライフルの加工
ハンドパーツの作成時に手の項がなくても保持できるようにしたため武器がキットのままの構造では持てなくなりました。
そのためVガンのビームライフルの設定どおり、銃口付近から回転するギミックを入れて持てるようにしました。
加工としては必要箇所で切り離して、銃口側にΦ2のランナーを埋め込んで、逆側に穴を開けただけのお手軽加工です。
また持ち手とライフル側にネオジム磁石を仕込んで固定を安定させています。
握り手
握り手は親指を活かす形でほかの指を切り取りました。
この時切り取った薬指を先述の握り手に流用しています。
4指はプラ板をもとに作ります。
こちらも手のひら部にプラ板を貼って手の甲がなくても形が維持できるようにしつつ、2mmプラ板2枚を貼り合せて指となるベースを作りました。
手のひら部は隙間を埋めるようにプラ板で肉盛りし、指はモールドをスジボリしていきました。
以上の工作で武器持ち手、握り手ともに加工完了しました。
さいごに
今回はハンドパーツの見栄えアップの方法について解説しました。
ハンドパーツ自体は市販部品で十分代用できると考えますが、市販部品自体がなかなか購入できないちょっと困った現状ですが、多少手間をかけることでそれなりの対応はできることがわかりました。
とはいえ2つのハンドパーツを作るだけで結構時間がかかったので、やっぱり手軽に出来の良いハンドパーツが簡単に手に入るような環境になってほしいものだと感じました。
そのような環境に戻るまで、キットのハンドパーツを少しでも良くしたいと感じることがあれば、皆さんもぜひやっていてください。
ではっ!!
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