旧キット作成のすすめ~旧HGフリーダム編

旧HGフリーダム製作

こんにちは、MIBです!

先日近所の模型製作スペースにお邪魔させていただいたときに店員さん、他のお客さん含めて「SEED世代」ということで盛り上がり、話の流れで旧HGフリーダムをフルキットで頂いてしまいました。

HGミーティア付属のものらしく取説がありませんでしたが(箱もなかった)、そこはSEED世代として多くのキットを組んできた経験から難なく組むことができました。

現在デスフィズを制作しているものの懐かしさと嬉しさで我慢できなくなり素組みを行い、そのまま手を入れ始めてしまいました。

今回はそのフリーダムの工作の内容を紹介しながら、旧キットとの程よい付き合い方について書いていきたいと思います。

※本記事では漠然と10年以上前に発売されたキットを「旧キット」と呼んでいます。



旧キットとの付き合い方

今回いただいたのは旧HGフリーダムでしたが、フリーダムはHGCEでも発売されていて、出来には雲泥の差があります。

キットを手に入れてスリムにかっこよく改造したい、可動工作してバンバン動かしたいという気持ちはガンプラ好きなら少なからず抱くと思いますが、いろいろ手を入れていった結果HGCEに近づいていくのならそれは結局最初からHGCEをいじればいいのでは、となってしまいます。

そこで旧キットの制作に取り組む際は「キットの出来を肯定して、2つくらいだけこだわりの改造を行う」というのが程よい付き合い方だと感じました。

私が旧HGフリーダムに対してこだわりの改造と考えた2つのこと

それは以下の2点になります。

  • 素立ちをかっこよくする
  • ハイマットフルバーストを再現する

それ以外は多少気になっても手を入れないこととして、こだわりの少数の改造だけ集中することで非常に楽しく工作できました。

素組と加工後の比較は以下の通りとなります。

素立ちをかっこよくするために

取り組んだ内容は以下になります。

  • 頭部の縦長感をなくす
  • 顔部をスリムにする
  • アンテナの小型化
  • 腹部を幅詰め
  • 肩部小型化
  • 上腕を長くする
  • 前腕手首付近を小型化
  • 腰部幅詰め
  • 膝部面取り変更

書き出すと項目が多いと感じますが、やればすぐに終わる工作もあり、やってみて非常に効果が高かったです。

特に頭部小型化と腰部幅詰めをすることで、キット発売当時に模型誌で頻繁に行われていた

「太ももの延長」はせずとも見違えるプロポーションになったと感じています。

ハイマットフルバーストの再現

取り組んだ内容配下になります。

  • バラエーナの基部回転軸追加
  • ウイング取り付け位置の調整
  • クスィフィアスレール砲基部の小型化とボールジョイント接続

特にバラエーナの工作はキット発売当時に取り組んだものの可動軸が複雑化してまとまらず

仕上がらなかった思い出がありますのでそのリベンジのつもりで取り組みました。

ウイングの延長も考えましたが、これも当時チャレンジしてうまくまとまらなかったので

こちらはやらなくてもまとまるように取り付け位置の調整のみ取り組みました。

その他

工作をやりだすと気分が乗ってきて、サーベルへの磁石埋め込みやライフルの照準器作り直し、丸見えの腰部リアアーマーのトラスモールド作成など細かく手を入れた部分も出てきました。

また各部スジボリの掘り直しなども行い、塗装するまでに考えていたより深く手を入れてしまっています。

ただ完成形が見えているため作業しやすく、非常に程よい距離感で取り組めていると感じています。

さいごに

旧キットに取り組む際は少数だけこだわりを反映してあとはさっくり仕上げる、という取り組みの紹介でした。

旧キットをわざわざ購入する機会もあまりないかもしれませんが、現在のキットほど可動範囲は優れていないものの形はかっこいいものが多く、リニューアルされていないキットなどは取り組んでみても良い題材だと感じました。

個人的にHGCE化されていないプロヴィデンスを作りたいと思い、リサイクルショップで見つけた際に購入してしまいました。

とりあえずフリーダムを完成させて、次にデスフィズを完成させたあと、気が向いたらプロヴィデンスにも挑戦したいと思います。

旧キットの工作、やればやるほど元からの変化がわかって非常に楽しいです。

皆さんも旧キットぜひ取り組んでみてください。

ではっ!!

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