息抜きの模型製作スタイル【HGミカエリス製作】

ミカエリス製作

こんにちは!MIBです。

プロモデラーや一部職業の方を除いて、模型製作は趣味です。

なので楽しんで作ればよいはずなのですが、良いものを作ろうと思って凝りだしたり、細かなところに対して事前準備に時間をかけてしまったりすると仕事のようになってしまい、だんだんやる気がそがれてしまいます。

ほかにやることが忙しくて模型製作に時間がさけない状態が続くとまたやる気が復活することは多いですが、模型製作に充てられる時間が作れたのにやる気が出ない場合は趣味としてどうなの?と悩んでしまうことがあるのではないでしょうか(私はありました)。

まさに模型スランプ状態(仕事じゃないのに)

今回はそんなスランプ状態のときに私が取り組んだ、やりたいことだけやる模型製作の方法を紹介したいともいます。

 



取り組んだ内容

取り組んだ内容は以下の通りです。

  • 最新キットを組んで技術進歩を感じる
  • ゲート処理、表面処理はやらない
  • 塗装は筆塗り、塗りたいところだけ塗る
  • デカールは貼りたいところだけ貼る
  • トップコートも筆塗り

今回は運よく発売後すぐにHGミカエリスを購入することができましたので、ミカエリスでこれらを実践してみました。

それでは1つずつ解説します。

最新キットを組んで技術進歩を感じる

模型スランプ状態の時はなにか1つのキット(題材)に長時間取り組んでいることが多いと思うので、最新キットを組んでみることが効果的でした。

部品のモールドの細かさや可動構造の進歩が感じられて、組んでいてすごく新鮮な気分になれまします。

何なら素組だけでも結構モチベーション復活します。

ゲート処理、表面処理はやらない

模型の魅力は何といっても自分で組み立てて形になることだと思います。

その中でゲート処理、表面処理は時間を取られるのと、やりだすと楽しい場面もあるのですが面倒なことが多いので基本的に処理しないと決めてしまって進めました。

最終的にやる気が復活してきて、どうしても処置したいゲートだけ処理してしまいましたが、モチベーションを高めるには効果的だと思いました。

テンション高まって、多少スジボリや表面ディテールを彫り込んだりしています。

塗装は筆塗り、塗りたいところだけ塗る

私は塗装設備はそれなりに保有しているのですが、環境的にいつでも塗装できる状態ではないです。

有機溶剤のにおいも基本的にNGで塗装ブースも常設していません。

ですがアクリジョン+ポータブルエアブラシで比較的自由に塗装できるように環境を整えたのですが、それでも塗装するのは億劫に感じてしまうことが多いです。

今回その一番の原因とわかったのは、エアブラシすると分解→持ち手取り付け、という作業が発生するからでした。1日に確保できる作業時間のすべてが持ち手付けだけで終わってしまうこともあるためやる気にならないのだと感じました。

そこでスランプ脱却のためには塗装は筆塗りにすると決めました。

使ったのがアクリジョンのため多少コツがいるかとは思いますが、薄く重ね塗りすればきれいに塗装することはできます。

また墨入れもアクリジョンで行っています。

キットの表面そのものなので、乾燥後アルコールでこすることで不要な塗料ははがすことができました。

デカールは貼りたいところだけ貼る

デカール作業は模型表面に情報量が増えて非常に楽しいので個人的には取り入れたい作業なのですが、数が増えるにつれてめんどくさくなってきます。

そのため今回は白色装甲を中心に目立つ部分にのみ好きなだけ貼り付けてみました。

デカールは手持ちで余っていたHGUCユニコーンガンダム用からピックアップしました。

トップコートも筆塗り

塗装と同じくトップコートも持ち手付け作業削減のために筆塗りで行いました。

ただトップコートはばらさずにポータブルエアブラシを使ってもよかったかと思いました。

コートはアクリジョン艶消しクリアを使ったのですが、少量のシルバーを混ぜることできらめきのある状態でコートができてお気に入りの仕上げとなりました。

アクリジョンのクリア系は乾燥するまで乳白色で結構不安になります。。。

ビームブレイザー部分はシルバーの割合が多くなってしまい、きらめきを超えて多少雨だれのような雰囲気になってしまいました。

完成

以上のように、極力面倒に感じる工程を省いて模型製作を楽しんで取り組んだミカエリス、完成しました。

2023年1月19日に組み立て始めて1日1時間程度の作業時間で、2023年1月26日に完成しました。

時間的にも程よい取り組み時間だったと思います。

最後に

いかがだったでしょうか。

模型製作でスランプになることは結構あると思います。

その状態で他のキットに浮気してしまうこともよくありますが、同じ作り方をしていると別のキットでもスランプになってしまい堂々巡りになります。

もしそのような状態でしたら、最新キットを面倒に感じる工程を省いて製作してみてください。

模型製作の楽しさを実感できると共に、取り組んでいたキットに対しても制作意欲が復活すると思います!

ではっ!!

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